日帰り手術について|日帰り硝子体注射・日帰り白内障手術・硝子体手術|さやなぎ眼科 川西市

さやなぎ眼科 オアシスタウンキセラ川西2F
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加齢黄斑変性に対する日帰り硝子体注射/日帰り白内障・硝子体手術/眼科一般診療を行っています

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日帰り手術について

日帰り硝子体注射

加齢黄斑変性や強度近視で生じる脈絡膜新生血管は人が物を見るのに重要な部分(黄斑部)に発生する異常な血管で、放っておくと重篤な視力低下を引き起こします。また網膜静脈閉塞症や糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫も同様に重篤な視力低下を引き起こすことがあります。これら脈絡膜新生血管や黄斑浮腫の発症には、人の体内に存在するVEGF(血管内皮増殖因子)という物質が関与することが知られています。抗VEGF療法は、このVEGFの働きを抑える抗VEGF薬(抗血管新生薬)を眼球内に注射して、新生血管の発生や成長を抑制したり、血液成分の漏れを抑制したりする治療法です。抗VEGF薬にはアイリーアやルセンティス、マクジェン(全て製品名)などがあります。

適応疾患

加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症や糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫、近視性脈絡膜新生血管

注射スケジュール

最初は病状が安定するまで毎月連続で注射し、その後は病状によって追加注射します。

実際の注射方法

注射は外来通院で行います。麻酔薬を点眼して麻酔します。まず目の周囲と、目の表面を消毒した後、注射を白目の部分から眼球内部を満たす硝子体に向けて行います。注射の回数は疾患によって異なります。

合併症について

硝子体注射の傷口から細菌が入る、細菌性眼内炎を起こす事が報告されています。非常に稀な(約2000分の1程度)合併症ですが、一旦発症すると重篤な視力障害を引き起こす可能性があります。そこで術後は、抗生剤点眼や生活の注意点などを守っていただき、原則注射後1週間以内に受診して状態を確認させていただきます。

日帰り白内障手術

痛みのないやさしく安全で丁寧な手術

白内障手術は、濁ったレンズ(水晶体)を取り除き、人工のレンズ(眼内レンズ)に取り換える手術です。切開創は2.4mmと非常に小さく、縫合の必要もありません。目薬の麻酔で痛みも無く、10-15分で終了する負担の少ない手術ですので、日帰りで行うことができます。

白内障、白内障手術について
白内障とは水晶体という眼の中のレンズが濁る病気です。手術ではこのレンズを新しい人工レンズに交換します。

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手術当日までの流れについて
手術までに眼内レンズの度数を決める検査や手術説明があります。また、感染予防の点眼を3日前から行います。

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術後の注意点、診察スケジュール
術後、頻度は低いですが、重篤な合併症がおきることがありますので、眼を清潔な状態にしておくことが大切です。

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費用の目安
手術費用の目安と高額療養費制度について

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1.白内障について

白内障とは、水晶体(レンズ)が濁っていく疾患です。
水晶体とは、カメラのレンズのような働きをしている組織で、近くのものを見るときは厚くふくらみ、遠くのものを見るときは薄く引き延ばされ、網膜にきちんと像が映るよう調節しています。
白内障になると、水晶体の濁りによって光がうまく透過できなかったり、レンズが硬くなることで調節能力が失われたりして、網膜に鮮明な像が映せなくなり、視力低下が起こります。

白内障 図解 正常な水晶体正常な瞳 拡大通常の見え方
白内障 図解 濁った水晶体白内障の瞳 拡大曇って見えます
手術の時期

白内障が進行し、視力低下が著しく、日常生活や仕事に支障を来たす場合は、手術を考えましょう。通常は手術を急ぐ必要はありませんが、経過中に水晶体が濁って硬くなりすぎる方や、緑内障の発作を引き起こしそうな方、眼内で溶け出して炎症を起こす可能性のある方などは、手遅れになる前に積極的に手術をおすすめします。

そのような時期を逃さないためにも白内障と診断されたら定期的に眼科を受診しましょう。

2.白内障手術について
術式

黒目のふちを2.4㎜切開し眼内に入り、水晶体を包む袋の前面を円形にくりぬきます。その穴から水晶体を超音波で砕きながら吸引除去します。残った袋の中に新しい人工のレンズ(眼内レンズ)を挿入し、手術を終了します。(ほとんどの方がこの術式で終了しますが、眼の状態に応じて術式を変更する事があります。)

手術方法
  1. 切開します
  2. 濁った水晶体を砕いて吸い出します
  3. 眼内レンズを挿入します
麻酔方法

白内障の手術は、大きな全身疾患や特別な理由がない場合を除き、局所麻酔を用いておこないます。
水晶体自体には痛みを感じる痛覚がないため、痛みはほとんどありませんのでご安心ください。痛みに特に敏感な方や、手術の難易度が高く時間のかかる方は注射の麻酔を併用します。

手術時間

ほとんどの方が10-15分で終了します。難症例の方や、術中に合併症が生じた場合は手術時間が長くなります。

手術の効果と限界

白内障以外の眼の病気がない場合は良好な視力が得られる事がほとんどです。視力の回復には個人差があり、角膜や網膜に異常がある場合は視力改善が思わしくない場合があります。

手術後もピントを合わせる距離に応じて眼鏡が必要となります。
目安として約1ヶ月後に眼鏡を合わせます。

3.合併症について
後遺症を残す可能性のある合併症
1.眼内炎
数千人に一人発生するといわれている術後の目の感染症です。細菌が目に入りこんで化膿する事があります。放置すると最悪の場合、失明になる恐れがございます。特に手術後傷口が完全にふさがっていないときに目をゴシゴシこすると細菌が入りやすくなりますので、こすらないよう気をつけましょう。手術後、見え方がおかしくなったり、強い痛みや充血があれば必ず受診してください。
2.駆逐性出血
5千人に一人、突然眼の奥で大出血がおこって、失明まで至る場合があります。発症した場合は即手術を中止します。出血の状況にもよりますが失明に至る可能性もあります。
3.後嚢破損、核落下
水晶体を支える袋が手術中に破れてしまう事があります。破れたところから水晶体の一部が眼内に落下した場合は、追加の硝子体手術が必要となります。手術時間が20分~1時間程度長くなりますが、視力回復には影響しない事が多いです
4.チン小帯断裂
個人差がありますが、水晶体を支えている土台がもともと弱い場合、手術中に土台が崩れてしまい、そのままでは眼内レンズを固定できなくなることがあります。その場合、手術は水晶体を摘出した段階で一旦終了し、後日、眼内レンズを直接固定する手術(強膜内固定術)を行います。
場合により後遺症を残す可能性のある合併症
1.虹彩脱出
もともと虹彩の張りが弱い場合があり、一時的に創口から眼外に脱出してしまう事があります。視力には、それほど影響しませんが、まぶしさを感じやすくなることがあります。
2.角膜浮腫
手術が原因で角膜を透明にする細胞が減少し、角膜の透明性が低下する事があります。ほとんどの場合一時的で、次第に回復していきます。
3.嚢胞様黄斑浮腫
手術後に黄斑という、ものを見る中心の部分にまれにむくみがでる場合があり、視力が低下する事があります。術後炎症と関連があり、点眼治療やステロイドの注射により改善する事が多いです。
4.眼圧上昇
術後眼圧が上昇する事がありますが、一時的なもので点眼や内服で改善する事がほとんどです。元々緑内障など他の病気がある方は起こりやすくなります。
5.手術後の度数ずれ
眼内レンズの度数は、器械で人間の眼球の大きさを計測した値から逆算して求めます。器械による測定ですので、その数字に多少の誤差が出ることがあります。通常は無視できる程度の誤差なのですが、その誤差が大きい場合、予定していた見える距離(焦点)にズレが生じる場合がありえます。その場合はレンズの入れ替え手術を行うこともあります。
手術後に以下のような見え方になる事がありますが、異常ではなく、ほとんどの場合は次第に慣れていきますのでご安心ください。
  • 糸くずが飛んでいるように見える。
  • 夜間光が散ったり、滲んだりして見える。
  • 周辺に光が走っているように見える。
  • ものが少し青白く見える。
  • まぶしい。
4.手術当日までの流れ
  1. ①手術2週間前

    眼内レンズの度数を決めるための検査(眼軸検査)などの術前検査や手術説明などがあります。

  2. ②手術3日前

    処方された抗生剤を1日3回(朝、昼、夜)、手術する方の眼に、手術3日前から点眼して頂きます。手術当日は、朝1回のみ点眼してください。

  3. ③手術前日

    手術後しばらくの間、入浴できませんので、手術前日には必ず入浴して、洗顔・洗髪をしておいてください。術後6日目より洗顔、洗髪ができます。

    食事の制限はありませんが、お酒は控えてください。

  4. ④手術当日

    決められた時間までに必ずご来院ください。
    (来院時間は手術開始時間ではありませんので、ご注意ください。)

    • 手術の順番にもよりますが、平均院内滞在時間は約3時間となります。その間、手術を受けられる患者様は外出する事が出来ません。(お連れ様の外出は構いません。)
    • 手術は普段着のままお受け頂きますが、心電図や血圧計をつけるため薄手の肌着になれる状態でお越しください。(消毒薬で襟元が汚れる可能性がありますので、汚れても大丈夫な服装でお越しください。)
    • お化粧、マニキュアは、顔色などが分かりにくくなりますので、しないようにお願いします。
    • 食事内容は普段通りで構いません。来院前に軽く済ませておいてください。
5.術後の注意点
  • 眼帯は手術翌朝までつけておいてください。
    痛みどめは痛みがあれば内服を。

    手術当日処方された痛み止めは痛みがあれば内服してください。手術後多少のコロコロ感やしみる感じなどの違和感を生じる事がありますが、数日でなくなります。
  • 術後の点眼薬3種類を手術翌日の診察後から開始してください。
    点眼薬の先が眼の周りやまつ毛につかないようにご注意ください。ご自身でうまく点眼できない方は、付き添いの方にお願いしましょう。術後の点眼以外は医師の許可がでるまでは点眼しないでください。手術していない方の眼にはいつもどおりに点眼してください。
  • 術後に見え方が急におかしくなったり、強い痛みや充血を認めたら絶対に我慢せずご連絡ください。
6.術後日常生活での注意点と診察スケジュール
術後1週間は眼を圧迫したり、水が入るような行為は厳禁です。
  • 手術前から行っていた点眼の再開時期は医師にお問い合わせください。
  • 診察スケジュールは目安です。決められた日に必ず受診してください。
診察スケジュール

術後1週間が最も感染に注意が必要な時期です。

①手術当日

手術当日は入浴、洗髪、洗顔ができません。

②術後1日目

点眼開始 首から下のシャワーが可能です。テレビの視聴や読書・炊事・洗濯・掃除などの家事・汗をかかない程度の軽い運動が可能です。

➂術後3日目

入浴や髭剃りが可能です。(眼に水が入らないようご注意ください)

④術後6日目

洗髪、洗顔が可能です。(洗髪時、洗顔時はできるだけ眼を圧迫したり、水が入らないようご注意ください。) また、飲酒・たばこ・車やバイクの運転(短距離)・汗をかく運動が可能です。化粧・散髪・歯科検診・ペットとのふれあい・旅行・歯科検診・マッサージ等個人の状態に応じて可能です。

⑤術後1ヶ月

術後2週間から1ヶ月後ごろに視力が安定してきます。
この時期に新しい眼鏡を作成しましょう。術後1ヶ月で日常生活に制限は無くなります。また、点眼が1種類になります。
水泳やサウナが可能になります。

⑥術後3ヶ月

点眼終了

7.費用の目安
手術費用(自己負担金)

(税抜き)

※費用は個人で差があります。上記金額は目安です。
片眼
1割負担の方 約14,000円
(住民税非課税者 8,000円)
2割負担の方 約18,000円
3割負担の方 約60,000円
高額療養費制度

一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される高額療養費制度があります。当院での支払額に加え、内科など他院の医療費や調剤薬局の支払いの1か月分の合計が対象になります。
支払額の上限は収入など患者さんごとに異なりますので、詳細は、市役所窓口でご確認ください。
申請の際、領収書が必要になりますので、手術を行う月の領収書はすべて保管しておいてください。

日帰り硝子体手術

硝子体手術は、眼の奥(網膜)の病気を治療する手術です。眼の中に硝子体という透明でゼリー状の組織がありますが、網膜の病気はこの硝子体が網膜を引っ張ったり、血管を引っ張って出血を起こしたりすることで眼の障害を引き起こします。
この網膜の病気を治療する目的で、網膜を引っ張っている硝子体を切除したり、出血を硝子体と一緒に切除する手術が硝子体手術です。
非常に高度な技術を要する手術として大病院での入院手術が行われてきましたが、近年手術機器の進歩により、創口が極めて小さい極小切開硝子体手術が主流となりました。当院では、総合病院と同等の熟練の技術と最新の手術機器を備え、日帰りでの硝子体手術を行います。